株式会社ヤマダ環境資源開発ホールディングス

企業情報

社長挨拶

  • ヤマダホールディングスグループは、経営理念である「創造と挑戦」「感謝と信頼」のもと、家電小売業から、衣食住の「住」に携わるすべてをビジネスとするべく、経営の梶を切っています。この方針の下、当グループ内の各事業は5つの事業グループに分割し事業管理が行われています。

    当社は5つの事業グループのうち、「環境資源開発事業」を展開する3社を束ね、事業の更なる拡大を目的に、2020年3月2日に設立されました。

    現在、地球環境は厳しい局面であることは間違いありません。温室効果ガスに起因する温暖化、海面上昇、廃棄物の不適切処理による大気や土壌、河川の汚染、昨今では人間社会で使用されたプラスチック類が自然環境の中で劣化・粉砕され、風雨や河川を経由して海洋を汚染していると言われています。長く人間社会を支えてきたプラスチックですが、その使用方法や製造方法について見直しが迫られ、多くの企業で改善に向けて取り組んでいます。家電小売業をコア事業とするヤマダホールディングスグループにおいても見直しを行っています。

    ヤマダホールディングスグループは、西暦2000年からパソコンを含む家電製品のリユース事業を展開し、お客様から買取させていただいた製品をメンテナンスし、リユース品として販売してまいりました。この経験から、小売事業者でも直接的な資源循環に寄与することが可能であると考え、2012年、廃家電を中心とするリサイクル事業の展開に至りました。

    当社が手掛ける事業は家電製品を中心としたリユースリサイクル、廃棄物の減容・適正処理、そして再資源化素材の活用の3つの柱で構成されています。
    その基盤はヤマダホールディングスグループのコア事業である家電製品の小売業であり、製造事業者、または廃棄物処理事業者とお客様(製品使用者)との接点を担うインフラを有しています。このグループインフラを最大限活用し、お客様から排出される使用済製品を効率的に回収、可能な限りリユースし再度お客様へお届けする。また、リユースに適さない製品については徹底的にリサイクルを行い、再資源化素材を新たな製品の原材料として活用する。そして、リユースリサイクルが困難な製品については適正処理によるエネルギー化するにより、ヤマダホールディングスグループが掲げる「SDGs達成に向けた重要課題」に取り組むことが当社に課せられた使命です。

    代表取締役社長  桑野 光正